賃料で利益をあげる現物不動産投資が人気です
不動産投資の方法として、証券化投資、小口化投資などがありますが、最近、直接投資型の現物不動産投資が、一般の人の間でも人気が高まっているようです。
バブル経済と呼ばれた未曾有の好景気時期には、キャピタルゲインと呼ばれる不動産の売買で、収益を上げることが主でした。しかし、現在では、インカムゲインと呼ばれる、不動産の運営で発生する収益を得ることを、目的とする投資にシフトしてきました。
家賃やテナント料など、安定した定期的な収入源の確保としての、不動産投資です。ハイリターンを望まない代わりに、確実性が高まり、一般の人にも、リスクが高くない投資の対象として、広まってきています。
現物不動産投資を始めるには、現物の不動産である、土地や建物が必要となります。既に所有している、土地や建物を貸すことで、不動産投資を始める方もいるでしょう。また、マンションやアパートを購入して、それを賃貸に回して利益を得る方法もあります。
現物不動産投資で注意したいのは、現物である不動産を維持する費用が発生するということです。例えば、マンションであれば、破損や老朽化の修繕や管理、また、火事や地震などの災害も、念頭に入れておく必要があります。
また、借りる人がいて初めて賃料を得られるわけですから、予定通りに、借用人が見つからないことも考えられます。これらのリスクを避けるための、長期的な計画と、資金の余裕を持った不動産投資が求められます。情報や知識を集め、常に市場の動向を気にかける努力は大切でしょう。
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